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なんともほのぼのしていて、温かいのです。

地響鬼

2007年 人間福祉学科入学

タイトル よつばと!
著者 あずまきよひこ
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子よつばと、とーちゃんの親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来たらしい不思議な女の子を、はじめて体験する出来事が毎日たくさん待っている。その日から始まる、よつばに振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル?コメディ。(Wikipediaより)

いろんなグッズとコラボレーションしている作品なので、既にご存知の方もいらっしゃるかと思います。
この漫画との出会いは、私が学生の頃でした。友人から「お前にそっくりなキャラがいる漫画があるぞ」と。
無類の漫画好きの私は、さっそく書店に向かい手に取り、その魅力に取り憑かれ、当時発刊されていた巻数はまとめ買いしました。その後も数年に一度の新刊が出る度に発売日に買いに行く程のファンになりました。

それから十余年。この状況下で何となしにもう一度、一巻から読み直してみると、やはり面白い。いや、楽しいという感覚の方が近いかも知れません。

今、大流行の鬼滅の刃のような、カッコよさや、綿密なストーリーはありません。そのかわり、主人公のよつばや、その父親「とーちゃん」を中心とした、お隣さん一家、とーちゃんの友人たちが織りなす一日一日が1話ずつゆっくり進んでいく様子が、なんともほのぼのしていて、温かいのです。
このほのぼの、温かさが、このコロナ禍のストレスに対して、心地よい癒やしになりました。

ちなみに友人が言っていた私に似ているキャラクターは、とーちゃんの友人の「ジャンボ」でした。

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